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お役立ちコラム

2026年01月15日

お役立ちコラム

エコキュートの凍結防止法は?|冬場に必ずやるべき対策と凍結時の対処法

気温0℃を示す木製の温度計の画像

冬の冷え込みが厳しくなると、「エコキュートが凍結してお湯が出なくなるのでは?」と不安に感じる方は少なくありません。

特に寒波や氷点下予報が出ていると、電源は入れっぱなしでいいのか、何か対策をしないと壊れるのかと悩みがちです。実際、凍結対策を誤ると配管破損や修理費用の発生につながることもあります。

しかし安心してください。エコキュートの凍結は、正しい知識と最低限の対策を知っていれば、ほとんどの場合防ぐことが可能です。

この記事では、エコキュート初心者の方でも迷わないように、今すぐできる凍結防止策から、凍結してしまった場合の正しい対処法、絶対にやってはいけないNG行動までを分かりやすく解説します。

エコキュートの凍結を防ぎたい方はぜひ参考にしてください。

エコキュートはなぜ凍結する?放置すると起こるトラブル

エコキュートの凍結は、特別な寒冷地だけの話ではありません。原因を知らずに放置すると、故障や高額修理につながるリスクがあります。

エコキュートが凍結しやすいタイミングと原因

エコキュートは屋外設置が基本のため、条件がそろうと凍結しやすくなります。特に以下のようなタイミングでは注意が必要です。

凍結しやすい主な原因・条件は次の通りです。

  • 夜間〜早朝に外気温が0℃以下になる

  • 風が強く、体感温度が大きく下がる

  • 給湯や追い焚きを長時間使用していない

  • 数日間家を空けて水の流れが止まっている

  • 配管の保温材が劣化・未設置

水は流れていない状態で冷えると凍結しやすく、特に冬場は「使っていない時間帯」にリスクが高まります。凍結は突然起こるため、事前の理解と対策が重要です。

凍結するとどうなる?よくある故障例とリスク

凍結を放置すると、単にお湯が出なくなるだけでなく、機器そのものに深刻なダメージを与える可能性があります。代表的なトラブルを以下にまとめます。

凍結による症状起こりやすい影響リスク
お湯・水が出ない給湯・追い焚き不可生活に支障
配管の膨張・破損水漏れ・部品交換修理費発生
エラー表示が出る運転停止業者対応が必要

配管内の水は凍ると体積が増えるため、配管破裂や接続部の破損につながりやすいのが特徴です。軽い凍結でも、見えない内部でダメージが進行しているケースがあります。

凍結しやすい部位(配管・ヒートポンプ)の基礎知識

エコキュートの中でも、特に凍結リスクが高いのは屋外に露出している部分です。構造を知っておくことで、対策ポイントが明確になります。

まず注意すべきなのが給水管・給湯管などの配管部分です。外気に直接さらされるため冷えやすく、保温材が劣化していると凍結リスクが一気に高まります。次に重要なのがヒートポンプユニットです。内部に水が通っており、運転停止中に冷え込むと凍結することがあります。これらの部位は、凍結防止運転や保温対策によって守る必要があります。

冬場に必ずやるべきエコキュートの基本的な凍結防止対策

エコキュートの凍結は、難しい作業をしなくても日常操作で防げます。まずは多くの家庭で実践できる、基本かつ効果の高い対策から確認しましょう。

残り湯を使った自動運転の凍結防止効果

フルオートタイプのエコキュートでは、浴槽に残り湯を張ったままにすることで凍結防止効果が期待できます。これは、配管内の水を自動循環させ、凍結しにくい状態を保つ仕組みが働くためです。

残り湯を活用するメリットは次の通りです。

  • 配管内の水が動き、凍結しにくくなる

  • 特別な操作が不要で手間が少ない

  • 電気代の増加が比較的少ない

一方で、排水してしまうと循環が止まり効果が弱まります。冬場は入浴後すぐにお湯を抜かず、説明書で自動運転設定が有効か確認しておくことが大切です。

給湯栓から水を流す

気温が大きく下がる夜間や早朝には、給湯栓から少量の水を流し続ける方法が有効です。水を動かすことで、配管内が凍結しにくくなります。

実施順は次の通りです。

  1. キッチンや洗面所の給湯栓を開く

  2. 鉛筆の芯程度の細さで水を出す

  3. 気温が上がるまで継続する

大量に流す必要はなく、少量で十分効果があります。ただし水道代がかかるため、寒波時など凍結リスクが高い場面に限定して行うのが現実的です。

配管に保温材を設置する

配管の保温は、凍結防止の基本中の基本です。特に屋外に露出している配管は、外気の影響を強く受けるため、保温材の有無で凍結リスクが大きく変わります。

市販の保温チューブやテープを使用すれば、専門知識がなくても対応可能です。設置時は配管全体を覆い、隙間ができないよう固定します。また、すでに保温材がある場合でも、劣化・ズレ・破れがないかを冬前に必ず確認しましょう。小さな見落としが凍結トラブルにつながることがあります。

外気温・状況別のエコキュート凍結対策

エコキュートの凍結対策は、気温や生活状況によって最適な方法が異なります。ここでは「いつ・どこまで対策すべきか」を判断できるよう、状況別に整理します。

外気温が何度以下で対策すべきかの目安

凍結対策を始める目安は「氷点下になるかどうか」です。ただし、風や設置環境によって体感温度は大きく変わります。以下を基準に判断しましょう。

外気温の目安凍結リスク推奨対策
5℃以上低い基本対策は不要
0〜5℃やや注意残り湯の活用・保温材確認
0℃以下高い水を流す・電源ON維持
−5℃以下非常に高い複数対策を併用

特に夜間〜早朝に0℃を下回る予報が出ている場合は、事前対策が必須です。安全側で判断することが、トラブル回避につながります。

数日不在にする場合の凍結防止対策

旅行や出張などで家を空ける場合、凍結リスクは一気に高まります。以下のチェックリストを参考に、出発前に準備しましょう。

以下は、旅行や帰省などで長期間不在にする時の凍結防止チェックリストです。

  • 電源は切らずに入れたままにする

  • 凍結防止運転が有効か確認する

  • 配管の保温材にズレ・破れがないか確認

  • 水抜きを検討する

自己判断で電源を切ると、凍結防止機能が働かず危険な場合があります。不在期間と気温を考慮し、取扱説明書に沿った対応を行うことが重要です。

寒波・積雪予報が出たときに追加ですること

寒波や大雪の予報が出た場合は、通常より一段強い対策が必要です。基本対策に加えて、以下を実施すると安心です。

  • 給湯栓から少量の水を流し続ける

  • 配管周辺に雪が積もらないよう除雪する

  • 風が直接当たる配管を重点的に保温する

寒波は短期間でも深刻な凍結を引き起こします。「やりすぎかな」と思う程度の対策が、結果的に故障防止につながります。

凍結防止ヒーターや寒冷地仕様は必要?導入判断のポイント

基本的な凍結対策をしていても、地域や設置環境によっては追加対策が必要な場合があります。ここでは凍結防止ヒーターや寒冷地仕様が本当に必要か、判断の目安を解説します。

凍結防止ヒーターの仕組みと効果

凍結防止ヒーターは、配管や給水部に取り付けて通電することで、周囲を温め凍結を防ぐ装置です。外気温が一定以下になると自動で作動するタイプもあり、人が操作しなくても対策できる点が特徴です。

主な効果としては、氷点下が続く環境でも配管内の水を凍らせにくくすることが挙げられます。特に北向きで日当たりが悪い場所や、風を直接受ける設置環境では有効です。ただし、ヒーターがあっても電源を切ってしまうと意味がないため、使用時は通電状態の維持が前提となります。

設置費用・電気代の目安

導入を検討する際に気になるのがコストです。一般的な目安を以下にまとめます。

項目目安
凍結防止ヒーター本体数千円〜1万円前後
取付工事費数千円〜数万円
冬季の電気代月数百円程度

※実際の金額は機種・使用時間・電力契約により異なります。

電気代は比較的少額ですが、複数箇所に設置すると積み重なります。凍結リスクが高い場所に絞って導入することで、費用対効果を高めることができます。

寒冷地仕様エコキュートが向いているケース

寒冷地仕様のエコキュートは、凍結しにくい構造や高性能な凍結防止機能を備えています。以下に当てはまる場合は、導入や買い替えを検討する価値があります。

寒冷地仕様が向いているケースは次の通りです。

  • 冬場に−10℃前後まで冷え込む地域

  • 毎年のように配管凍結トラブルが起きている

  • 屋外設置で風雪の影響を強く受ける

一方、氷点下になる日が年に数回程度の地域では、通常仕様+基本対策で十分な場合も多いです。地域特性と過去のトラブル状況を踏まえて判断しましょう。

エコキュートが凍結してしまった場合の正しい対処法

万が一エコキュートが凍結してしまっても、慌てて誤った対応をすると故障リスクが高まります。まずは安全を最優先に、正しい順序で対処しましょう。

自然解凍を待つ場合の注意点

エコキュートが凍結した場合、最も安全で推奨される方法は自然解凍を待つことです。特に凍結の程度が軽い場合は、外気温の上昇とともに自然に解消されることが多く、機器への負担も最小限に抑えられます。

自然解凍を待つ際は、以下の点に注意してください。

  • 電源は切らず、通電状態を維持する

  • 無理に給湯や追い焚きを操作しない

  • 水漏れや異音がないか定期的に確認する

早く直したいからといって操作を繰り返すと、内部部品に負荷がかかります。半日〜1日程度で改善しない場合は、無理をせず業者やメーカーへの相談を検討しましょう。

ぬるま湯で解凍する際の正しいやり方

自然解凍を待てない場合は、ぬるま湯を使った解凍が選択肢になります。ただし方法を誤ると配管破損の原因になるため、慎重に行う必要があります。

正しい手順(STEP)

  1. 給湯・給水配管の凍結が疑われる部分を確認

  2. タオルを巻き、その上から30〜40℃程度のぬるま湯をかける

  3. 少しずつ範囲を広げ、急激に温めない

直接熱湯をかけるのは厳禁です。温度差により配管が破損する恐れがあります。解凍後は水漏れがないか必ず確認し、異常があれば使用を中止してください。

エコキュートが凍結してしまったときのNG行動

凍結時にやってしまいがちな行動の中には、症状を悪化させたり高額修理につながるものがあります。被害を広げないためにも、絶対に避けるべきNG行動を把握しておきましょう。

熱湯をかける

凍結した配管に熱湯をかけるのは、最も危険な行為の一つです。早く解凍したい気持ちから行いがちですが、配管に深刻なダメージを与える恐れがあります。

熱湯をかけるのは、以下の理由からNG行動です。

  • 急激な温度差で配管が膨張・破損する

  • 樹脂製・樹脂被覆配管が変形しやすい

  • 解凍後に水漏れが発生する可能性が高い

一見問題がなさそうでも、内部でヒビが入り、後日水漏れが起きるケースもあります。解凍は必ず「自然解凍」か「ぬるま湯」を使い、急激に温めないことが重要です。

自己判断で分解・操作する

凍結した状態でエコキュートを分解したり、設定を頻繁に切り替えたりするのも避けるべき行動です。内部構造は複雑で、専門知識がないまま触ると故障リスクが高まります。

特に注意したいのが、エラー表示が出ている状態でのリセット操作や、配管・カバーの取り外しです。誤った操作によって、凍結とは別の部品故障を引き起こすことがあります。また、メーカー保証の対象外になる可能性も否定できません。不安な場合は無理をせず、販売店や施工業者に相談するのが最も安全な判断です。

まとめ|正しい凍結防止でエコキュートを安全に使い続けよう

エコキュートの凍結は、正しい知識と事前対策で十分に防げるトラブルです。残り湯の活用や少量通水、配管の保温など、日常的にできる対策を行うだけでもリスクは大きく下げられます。また、凍結してしまった場合でも慌てず、自然解凍やぬるま湯など安全な方法を選ぶことが重要です。

それでも「本当にこれで大丈夫か不安」「自宅の設置環境に合った対策を知りたい」と感じたら、無理に自己判断せず、「エコキュート修理交換専門店 きゅっと」のような専門業者に相談するのも一つの選択肢です。早めの確認や点検が、結果的に修理費用や生活トラブルを防ぐことにつながります。

できる対策から一つずつ実践し、エコキュートを安全・快適に使い続けましょう。

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