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お役立ちコラム

2026年01月15日

お役立ちコラム

エコキュートの貯湯タンクサイズはどう選ぶ?370L・460L・550Lの違いと最適容量を徹底解説

家の壁面に設置されたエコキュートの画像

エコキュートを交換しようと思ったとき、「今と同じサイズで本当に大丈夫?」「もっと大きくした方がいいのかな…」と迷う方はとても多いです。ネットで調べてみると370L・460L・550Lなど容量の違うモデルが並び、どれを選べば失敗しないのか判断できず、不安を抱えたまま交換を進めてしまうケースも少なくありません。

実際、エコキュートのタンク容量は、家族人数だけでなく入浴の仕方、シャワー時間、湯張りの頻度、さらには季節や地域の気温まで影響するため、目安表だけで決めると「想定よりお湯が足りない」「逆に大きすぎて電気代がもったいない」という後悔につながることがあります。

この記事では、交換のタイミングだからこそ見直したいタンク容量の考え方を、家庭ごとの使い方に合わせて分かりやすく解説します。あなたの家庭にとって最適な容量を判断できるよう、現場でよく起きる失敗例やプロが確認するポイントまで丁寧にご紹介します。

エコキュートの貯湯タンクはサイズで何が変わる?

エコキュートのタンクサイズは「使えるお湯の量」や「電気代」「使い勝手」に直結します。まずは容量によって何が変わるのか整理します。

タンク容量と実際に使える湯量の違い

エコキュートでは、タンクに貯めたお湯をそのまま使うのではなく、水を混ぜて設定温度に調整して使用します。そのため、タンク容量と実際に使える湯量は一致しません。

例えば、タンク容量が370の場合、設定湯温を40℃とすると、実際に使える湯量は約600〜650Lとなるケースがあります。

一方、冬場は冷水温度が低く給湯効率も下がるため、同じタンクでも使用できる湯量が減ることがあります。この特性を理解しておくと、単純にタンクの大きさだけで判断せず、季節や使用状況も含めて必要量を見極めやすくなります。

家族人数・生活スタイルによって必要湯量は大きく変わる

1人が1日に使うお湯の量は約250〜330Lとされています。

しかし、これはあくまで平均であり、生活スタイルによって大きく変わります。たとえば、浴槽に湯張りする家庭では約150〜200L、シャワーでは80〜100Lが目安となり、入浴の順番がずれるだけでも必要湯量は変わります。

また、長時間のシャワー利用や追いだき頻度が多い家庭では、想定以上にお湯を消費する傾向がありますし、冬場は給水温度が下がり給湯効率が落ちるため、同じ人数でも必要湯量が増えやすく注意が必要です。

こうした要因を踏まえると、人数だけでなく「使い方」まで考えた容量選びが欠かせません。

エコキュートの貯湯タンクの主なサイズ(370L/460L/550L)特徴

次に、エコキュートの貯湯タンクのサイズについてです。それぞれのサイズの特徴や向いている家庭像を知ることで、容量選びに役立ててください。

370Lタンクの特徴と向いている家庭

370Lタンクは、比較的コンパクトで設置しやすい点が特徴です。実際に使える湯量は混合後で約600L前後になるケースが多く、2〜3人家族であれば十分に日常利用へ対応できます。このサイズは、都市部の狭小地など「設置スペースに制約がある家庭」でも選ばれやすい容量です。

一方で、来客が多い家庭や浴槽を頻繁に使う生活スタイルの場合、入浴のタイミングによってはお湯切れが発生しやすくなるため注意が必要です。特に冬場は給水温度が低くなり、タンク内の熱効率が落ちるため、同じ370Lでも使用できる湯量が減ることがあります。そのため、370Lはコンパクトさを重視しつつ、標準的な使用量の家庭に向いた容量と言えます。

460Lタンクの特徴と向いている家庭

460Lタンクは、一般家庭で最も選ばれている標準容量です。混合後に利用できる湯量は約700〜800Lとなることが多く、3〜5人の家庭であれば安心して使えるバランスの良いサイズです。浴槽への湯張り、シャワー利用、洗面・洗い物など複数の行動が重なる夕方〜夜でも、お湯切れしにくい点が特徴です。

また、370Lから460Lへ交換した家庭では「お湯切れがなくなった」という声が多く、特に子どもが成長して使用量が増えた場合に相性が良い傾向があります。特に子供のいる家庭では、460Lを検討する方が多く、幅広い生活スタイルに対応できる万能サイズです。

550〜560Lタンクの特徴と向いている家庭

550〜560Lタンクは、大人数家庭やお湯を多く使う生活スタイルに向いた大容量タイプです。混合後の使用湯量は800〜900L以上になる場合もあり、5〜7人以上の家庭や、追いだき回数が多い家庭でも安心して利用できます。

入浴時間がばらばらになりやすい家庭でも、お湯切れの心配が少なく、安定した湯量を確保しやすい点が特徴です。ただし、大容量ゆえに設置スペースが必要になり、基礎の強度や搬入経路の確認が欠かせません。また、使用しきれない湯量が増えると電気代が無駄になる可能性もあるため、生活スタイルに見合った容量かどうかの判断が重要です。来客が多い家庭、浴槽利用が多い家庭、寒冷地に住む家庭では特にメリットが大きいサイズです。

自宅に最適なエコキュートのタンク容量の選び方

タンク容量は「家族人数」だけで判断するのではなく、生活スタイルや地域の気温、入浴の仕方など複数の要素を踏まえて選ぶ必要があります。

家族人数から考える基本の選び方

タンク容量を決めるうえで最初の基準となるのが家族人数です。

一般的に1人あたりの1日の使用湯量は約250〜330Lといわれています。浴槽へ湯張りする家庭であれば約150〜200L、シャワーは1人あたり80〜100Lほど必要となるため、人数が増えるほど必要湯量も大きく増えます。標準的には、2〜3人家族なら370L、3〜5人家族なら460L、5〜7人家族なら550〜560Lが目安とされています。

家族人数は最も分かりやすい基準ですが、全ての家庭がこの目安に収まるわけではないことに注意が必要です。たとえば入浴時間がずれる家庭や、湯張りの頻度が多い家庭は、人数より一段階大きめの容量が適している場合もあります。まずは人数を基準にしつつ、「自分たちの使い方」に照らし合わせて調整することが大切です。

お湯をよく使う家庭で注意すべきポイント

家族人数が同じでも、お湯の使い方によって必要量は大きく変わります。たとえば、長時間のシャワー習慣があったり、浴槽にたし湯を頻繁に行う家庭、追いだきをよく使う家庭では、一般的な目安よりも多くのお湯を消費します。特に注意したいのは、入浴の順番がばらばらになるケースです。夕方から夜にかけて複数回湯張りや追いだきを行うと、タンク内のお湯が想定より早く減り、お湯切れにつながることがあります。

また、洗濯や食器洗いで高温のお湯を使う家庭でも、消費量が増える傾向があります。こうした生活スタイルに該当する場合、人数目安より一つ上の容量を選ぶことで安心感が高まります。とくに子どもの成長などで使用量が増える家庭では、将来を見越した容量選びが役立ちます。

寒冷地・設置環境・給湯設定温度による差

タンク容量の選び方には、地域や環境も大きく影響します。寒冷地では冬場の給水温度が低くなるため、同じ容量でも使える湯量が減少しやすく、設定温度まで加熱するためにエネルギーが多く必要になります。そのため、寒冷地では一つ上の容量を選ぶことが推奨されるケースがあります。

また、日当たりの悪い北側への設置や、風通しの悪い場所では熱効率が下がりやすく、実質的に使える湯量が想定より少なくなる可能性があります。さらに、給湯温度を高めに設定している家庭では、より多くの高温水が必要になるためタンクの消耗が早くなりがちです。地域特性・設置環境・設定温度をふまえて選ぶことで、日常生活での使い勝手が安定します。

エコキュート交換時にサイズをそのままにすべき?

交換を機にタンク容量を見直す家庭は多く、今のサイズが最適とは限りません。大きくするべきケース・小さくしても良いケース・ありがちな失敗例を整理し、判断の目安を紹介します。

今より大きくするべきケース

日頃から「お湯切れを感じる」または「将来お湯の使用量が増える見込みがある」家庭では、一つ上の容量がおすすめです。

特に、夕方〜夜に複数人が入浴する家庭や、浴槽を満水に近い形で使う家庭では、タンクの消費ペースが早くなるため、370Lから460Lへ、460Lから550Lへとサイズを上げると安心感が高まります。また、子どもの成長や同居人数の増加が見込まれる家庭、長時間のシャワー習慣がある家庭、追いだきを頻繁に使う家庭も、ワンサイズ大きめが適しています。混合後の実際に使える湯量は季節によって変動し、冬場は給水温度が下がることで利用可能湯量が減りやすくなります。

こうした季節変動を踏まえると、余裕を持った容量選びは実用面でも大きなメリットがあります。

今より小さくしても問題ないケース

実際の生活で「タンクを使い切ることがほとんどない」家庭では、容量を下げても問題ありません。

たとえば、子どもの独立などでエコキュート設置当初よりも家族人数が減った家庭や、シャワー中心で湯張りの頻度が少ない家庭では、現在のタンク容量が過剰なケースがあります。タンクの容量が大きいほど沸き上げ量も増えるため、使い切れない湯量が発生すると、その分の電気代が無駄になる可能性があります。

また、設置スペースに制約が出てきた場合や、屋外環境の変化でタンクを見直したいときも、小容量モデルで十分なことがあります。ただし、容量を下げると冬場の湯量不足が起こりやすくなるため、季節ごとの使用量の違いを踏まえて慎重に判断することが重要です。

意外と多いサイズ選びの失敗例

サイズ選びで多い失敗のひとつが、「現状の不満を見逃したまま同じ容量に交換してしまう」というケースです。お湯切れが年に数回しか起きないとしても、季節や生活リズムによっては容量不足が慢性化している可能性があります。

また、反対に「大きい方が安心」と考えて過剰に大容量を選び、結果として使い切れない湯量が多く電気代が割高になってしまうケースも見られます。さらに、設置スペースや搬入経路の確認不足により、希望のサイズが物理的に設置できなかったという失敗も珍しくありません。特に寒冷地では実質的に使える湯量が減るため、容量選びの判断がズレやすい点にも注意が必要です。交換時のサイズ選びは、現場の状況や使用習慣をふまえたプロの診断があると失敗を防ぎやすくなります。

エコキュートのタンク容量によって電気代は変わる?

エコキュートは省エネ性が高い給湯機ですが、タンク容量によって電気代が上下するケースがあります。

大容量タンクの電気代が高くなる場合

大容量タンクは一度に貯められる湯量が多いため、お湯切れしにくい点がメリットです。しかし「普段の使用量に対して容量が大きすぎる」場合、沸き上げたお湯を使い切れずに、余熱分のエネルギーが無駄になることがあります。エコキュートは深夜電力を利用して効率良く沸かす仕組みですが、タンクが大きいほど沸き上げのエネルギー量は増えるため、結果的に電気代が高くなるケースがあるのです。

また、季節によっては使用量が変動し、春・秋など使用量が少ない時期は無駄が生じやすくなります。資源エネルギー庁の調査でも、給湯量の増減に応じてエネルギー消費が変わることが示されており、容量が適正であることの重要性が分かります。大容量は便利ですが、生活スタイルに見合わないと電気代が上がる可能性があるため注意が必要です。

逆に小さすぎるタンクが割高になるケース

一方、タンクが小さすぎる場合も電気代が割高になることがあります。小容量タンクでは、夕方〜夜のピークタイムにお湯が足りなくなることがあり、その際に「追加の沸き上げ(追い炊き)」が発生すると、深夜電力より高い料金単価で加熱することになります。特に冬場は給水温度が低く、タンク内の湯量が早く減るため、追いだきが増えやすい傾向があります。

また、複数人がシャワーを使う家庭や、湯張り+シャワーが重なる家庭では、370L以下の容量が不足しがちです。水温が低い時期は沸き上げ効率が下がり使用可能湯量が減るため、過小容量はより電気代を押し上げる要因になります。容量を小さくすることは初期コストの削減につながりますが、長期的なランニングコストを考えると、使用量に合わない容量はかえって割高になりやすい点に注意が必要です。

タンクサイズを変える前に必ず確認すべきこと

貯湯タンクのサイズを変更する際は、容量だけで判断すると失敗につながります。ここでは、設置環境や基礎条件、メーカーごとの仕様差など、事前に必ず確認すべきポイントを整理します。

設置スペースと搬入経路

タンクサイズを変更する際にまず確認すべきなのが、設置スペースと搬入経路です。タンクの幅や高さは容量によって異なり、とくに460L以上になると、敷地の奥まった場所や外構が狭い住宅では搬入できないケースがあります。機種によっては薄型タイプも選べますが、薄型は奥行きが増えるなど別の制約が生じる点にも注意が必要です。

また、搬入経路にはフェンス・室外機・給湯配管・段差などが障害となる場合があり、現場状況を見なければ判断できません。メーカーの仕様書にも据付寸法が記載されていますが、実際の搬入可否は環境による差が大きく、プロの現地調査が不可欠です。タンク容量を上げたい場合ほどスペースの問題が発生しやすいため、事前確認は必須の工程といえます。

基礎のサイズ・耐荷重・方角

タンクは満水時に400〜600kg以上の重量になるため、基礎の耐荷重やサイズが適していなければ安全に設置できません。基礎の幅や奥行きが不足している場合、補強工事が必要になることがあり、交換コストが増える可能性があります。

また、設置方角にも注意が必要で、直射日光が当たり続ける位置や風通しの悪い位置ではタンクの温度管理や効率に影響が出る場合があります。さらに、寒冷地では凍結防止の観点から設置条件が厳しくなるため、タンク位置と配管ルートの見直しが必要になることもあります。これらは容量変更時に見落とされやすいポイントで、基礎や環境が現状のままで対応できるかどうかの確認は必須です。

メーカーごとの仕様差(同じ370Lでも違う)

同じ370Lでも、メーカーによってサイズ・タンク形状・必要な基礎寸法・水圧性能・ヒートポンプユニットの配置などが異なります。たとえば、薄型370Lは設置しやすい一方で水圧が弱くなる傾向があり、標準型370Lより使用感が変わる場合があります。

また、メーカーごとにヒートポンプの効率や沸き上げ方式が異なるため、同容量でも実際の使いやすさに差が出ます。さらに、配管位置や電源位置が異なることで、交換時に追加工事が必要になるケースもあります。同じ「370L」「460L」という表記だけで判断すると、後から「想定と違う」というギャップが起きやすいため、仕様比較と現場状況の両方を踏まえた選定が重要です。

迷ったら専門業者に相談するのが確実な理由

タンク容量は家庭ごとの状況で最適解が異なるため、自己判断だけでは思わぬ失敗につながることがあります。

サイズ選びは現場を見ないと分からないことがある

タンク容量は家族人数や使用量だけでなく、設置スペース、搬入経路、基礎の状態、配管位置など、多くの現場条件によって適切なサイズが変わります。たとえば「460Lにしたい」と考えていても、設置スペースが数センチ足りない、ヒートポンプの排気方向が確保できない、外構の幅が狭く搬入できないといったケースは珍しくありません。

また、日当たり・風通し・隣家との距離といった環境条件によっては、効率性や安全性が変わることもあります。これらは図面やスペック表だけでは判断できず、現地での確認が不可欠です。専門業者が現場を見れば、容量を変更した際に起こりうるリスクを事前に把握でき、最適なタンクサイズを確実に選ぶことができます。

プロが診断すると失敗が起きにくい理由

専門業者は、家族構成・使用量・設置環境・季節変動など、容量選びに必要な複数の要素を総合的に判断できます。特に冬場の使用量増加や給水温度低下による湯量不足は、家庭ごとの生活スタイルと合わせて見ないと正確に予測できません。

さらに、メーカーごとの仕様差や設置条件の違いまで踏まえて提案できるため、後から「お湯が足りない」「電気代が増えた」「設置できなかった」といったトラブルを避けられます。プロの診断を受けることで、最適な容量を選ぶ確度が大きく高まります。

きゅっとなら無料で最適サイズを提案できる

きゅっとでは、現地調査からヒアリング、タンク容量の診断まで無料で対応しています。家族人数や現在の使い方だけでなく、季節による変動、お湯を多く使う時間帯、浴槽の容量、設置スペースの制約などを細かく確認し、最適な容量を明確に提案できる点が強みです。さらに、複数メーカーの施工実績が豊富なため、同じ370Lでもメーカーによる仕様差をふまえた具体的なアドバイスが可能です。

「今のタンクが適正か分からない」「容量を上げたいが設置できるか不安」という場合も、現場を見ながら判断するため、ご家庭ごとに合わせた容量選びができます。無駄な出費や容量ミスを防ぎたい方は、きゅっとにご相談ください。ご相談・お見積もりは無料で受け付けています。

まとめ|最適なタンクサイズで快適に使うために

エコキュートのタンク容量選びは、家族人数だけでなく生活スタイルや季節、設置環境まで含めて判断することが大切です。

エコキュートの貯湯タンクは、370L・460L・550Lと容量ごとに使える湯量や適した家庭が大きく異なります。一般的に1人あたりの使用湯量は250〜330Lとされていますが、実際には入浴の仕方や使用時間帯が影響し、家庭によって必要湯量は大きく変わります。また、冬場は給水温度低下により使える湯量が減りやすく、容量の余裕が快適さを左右します。さらに、設置スペース・搬入経路・基礎の強度・メーカーごとの仕様差など、容量以外の要素も選定に影響します。

自己判断だけで選ぶと失敗しやすいため、最適なサイズを確実に選びたい場合は専門業者の現地診断が有効です。きゅっとでは無料で調査・容量の提案を行っています。「どの容量が合っているか分からない」という方は、まずはご相談ください。快適に使える容量を選ぶことで、毎日の入浴がより安心で快適なものになります。

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