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お役立ちコラム

2025年11月21日

お役立ちコラム

エコキュートの水漏れは火災保険で直せる?適用条件と申請の流れを解説!

エコキュートの室外機から水が漏れている様子

「エコキュートから水漏れが発生しているけど、火災保険で修理できるの?」

エコキュートは本体が高額なだけに、なるべく費用を抑えて直したいと考えますよね。エコキュートの故障で適用できる保険は、メーカー保証が一般的です。

しかし、場合によっては「火災保険」が適用できることもあります。この記事では火災保険が適用される条件や、対象外の代表例を分かりやすく紹介するので参考にしてください。

そもそもエコキュートから水漏れする原因とは?

そもそもエコキュートから水漏れする原因はご存じですか?ここでは、よくある水漏れの原因を5つご紹介します。
水漏れの対応方法については、別の記事で詳しく解説してますのでそちらをご確認ください。

エコキュートの室外機から水が時の対処法は?|水漏れの原因・修理や交換費用の相場まとめ

結露・霜取り運転による正常な水

気温差や霜取り運転で発生する結露水・融解水は、短時間かつ断続的に室外機下に落ちるのが特徴で通常は問題になりません。

見分けのポイントは「発生する時間帯(冷えた朝や霜取り運転後)」「量が少量で一時的」「機器の動作と同期しているか」。常時大量に出る、あるいは流れの位置が配管付近なら故障を疑ってください。

ドレンホース破損・詰まり

ドレンホースの破損や詰まりは、常時の漏水や水が溜まる・逆流する症状を引き起こします。詰まりは自分でブラシ清掃できる場合もありますが、亀裂・接続部の損傷は専門修理が必要です。写真を撮って業者に見せると診断が早まります。

ヒートポンプ配管破損・接続不良

ヒートポンプ配管や接続箇所の破損は、漏水だけでなく性能低下を招きます。原因は施工不良、振動や移動、凍結による応力集中などです。

見た目で油分や水滴が続く・配管継手周辺からの滴下がある場合は故障リスクが高いので、写真・動画を用意し、速やかに専門業者へ点検依頼してください。

経年劣化・寿命・内部部品の故障

エコキュートは一般的に寿命の目安が約10年とされ、年数経過に伴いシール・バルブ・ドレン部材が劣化して漏水が発生します。

経年劣化では断続的な漏れや小さな滲みが続き、修理費が累積すると交換を検討すべきです。部品交換の相場は1〜7万円、室外機本体の交換は20万円前後が目安とされます

凍結による破損

寒冷地や急激な気温低下では配管内の残水が凍結して膨張し、配管や継手の破裂を招きます。冬季に多く見られ、被害は給湯停止と明らかな漏水につながるため事前対策が重要です。

対策としては、冬季の配管断熱やドレンの凍結防止、凍結警戒時の運転停止指示の確認などがあります。凍結が疑われる場合は通電や自己修理をせず、専門業者へ連絡してください。

エコキュートの水漏れが火災保険で補償される条件

エコキュートの水漏れを火災保険で補償するには「契約で建物が補償対象になっていること」「発生原因が保険約款でカバーされる事故形態であること」「電気的・機械的故障でないこと(特約が必要な場合あり)」の3点を満たす必要があります。

➀建物を保険の対象とした契約内容かどうか

エコキュートは土地に定着した屋外設置機器として火災保険の「建物(屋外設備)」に該当することが一般的です。

したがって火災保険の契約が「家財のみ」の場合は補償対象になりません。加入時や見直し時に「建物」が含まれているか、屋外設備の扱いが明記されているかを必ず確認しておきましょう。

➁補償対象となる事故形態かどうか

保険適用の可否は、損害につながった事故形態が火災保険の約款でカバーされているかによります。

火災保険で一般的に定義される事故区分は以下の通りです。

  • 火災・落雷・破裂・爆発
  • 風災・雹災・雪災
  • 水災
  • 外部からの物体の落下・飛来・衝突
  • 漏水等
  • 不測かつ突発的な事故

これらのうち該当する項目が契約に含まれている場合に補償対象となるので、契約内容を確認してみてください。

➂電気的・機械的な故障かどうか

火災保険では、機器自体の経年劣化や電気的・機械的な故障は原則対象外です。

ただし、「建物電気的・機械事故特約」を付帯していると、エコキュートなど建物付属の機械設備の故障が補償される場合があります。特約の適用範囲や免責条件は保険会社ごとに違うため、ご契約内容を確認してみてください。

エコキュートの水漏れで補償されない代表事例

火災保険でのエコキュート補償は「偶発的な外的事故」が前提です。ここでは補償対象になりにくい代表的な事例を実務視点で解説します。

経年劣化・消耗による故障

火災保険は基本的に「不測かつ突発的な事故」を補償するため、長年の使用で生じるサビ、部品摩耗、パッキンの劣化や法定耐用年数超過による故障は対象外となります。

例えば、メンテナンス不足で徐々に悪化した漏水は偶発的事故と認められにくく、保険金支払いが否定されることが多いです。対策としては、定期点検の記録や交換履歴を保存し、故障前後の作業履歴を示せるようにすることが重要です。

地震や地震関連の水害

地震による損壊は原則として火災保険の対象外で、地震保険が別で必要になります。

さらに地震保険は「基礎・柱・壁・屋根」といった主要構造部の損害を基準に支払い可否が判断されるため、屋外設置のエコキュート自体は地震保険の損害算定対象にならないことが一般的です。ただし、地震保険で受け取った保険金を修理費に充てること自体は可能です。

➂故意・重大な過失による損害

故意の破損や明らかな重大な過失は保険適用外になります。例えば、明らかに誤った改造をした場合や保守を怠って著しく危険な状態に放置した場合などです。

このようなケースでは、被害原因が「予見可能で回避可能」だったと保険会社に判断されれば、申請は否認される可能性が高いです。申請時は作業履歴や点検記録を整理して説明できるようにしておきましょう。

④被害総額が免責金額以下の場合の対応

火災保険の保険金は一般に「損害額-免責金額」で支払われるます。そのため、修理費が契約の免責金額以下であれば支払われません。

例えば、修理費25万円、免責5万円の場合、保険金額は20万円となります。つまり、エコキュートの修理費用が免責金額以下である場合は、修理金額の全てを自己負担することとなってしまいます。

エコキュート水漏れの火災保険申請の流れ

エコキュートの故障の際に火災保険を申請する大まかな流れを紹介すると以下のとおりです。

  1. 契約先の保険会社へ連絡
  2. 修理業者へ連絡し見積もりを依頼
  3. 見積もりをもとに申請書類を作成
  4. 保険会社へ書類を送付
  5. 申請の承認結果の受け取り
  6. エコキュートを修理

エコキュートで火災保険を適用するためには、被害状況を詳しく説明する必要があるため、その証拠として写真や動画を撮影しておくとより効果的かつスムーズに申請できる可能性があります。

まとめ|エコキュートから水漏れが発生したら故障状況と契約内容をチェック!

エコキュートの水漏れが発生したら、まず安全確保と故障箇所の写真・日時・状況記録を行ってください。次に火災保険の契約内容を確認し、信頼できる業者に現地診断と見積りを依頼しましょう。

エコキュートの不具合を放置しておくと、思わぬ事故が発生したり、大がかりな工事が必要になったりします。エコキュートの室外機の水漏れを確認したら、なるべく早く修理・交換を専門の会社に依頼しましょう。

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