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パナソニック(Panasonic)製エコキュートのエラーコード一覧

2026年07月07日

パナソニック(Panasonic)製エコキュートのエラーコード一覧

パナソニック(panasonic)製エコキュートのエラーコードまとめ

この記事では、パナソニックのエコキュートでエラーコード別に対応方法をまとめました。

お湯が出ずお急ぎの方は、エラーコード一覧表から相談先を確認してください。ご自身で対応したい方は、「エラーコード一覧表」から探して、まず試せる対処から進められます。

高額な修理になるのではという不安も含め、自分で触れる範囲と専門業者を呼ぶべきタイミングまで、この記事で迷わず判断できます。

なお、リモコンや本体に「三洋」「SANYO」の表記がある機種は、パナソニックとはエラー体系が異なります。本記事はパナソニック(HE-シリーズなど)のエコキュートを対象としています。

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パナソニックのエラーは頭文字U・H・Fで「誰が対処すべきか」が分かる

パナソニックのエラーは、頭文字を見れば「誰が対処すべきか」が分かります。U系はお客様側でまず確認・対処できる可能性がある系統、H系は販売店の対応が必要な異常、F系は専門のサービス会社による対応が必要な内部異常です。

U系・H系・F系の意味(対処主体別)

パナソニックの公式サイトでは、頭文字ごとの対処法が次のように整理されています。

  • U系=ユーザーが対応できる内容
    断水・凍結・浴そうの栓の閉め忘れ・湯切れなど、まずお客様側で確認できる可能性がある系統です。
  • H系=専門業者の対応が推奨される内容
    通信、各種の弁やセンサー、電源電圧など。原則として、専門業者の点検が必要です。
  • F系=専門業者の対応が推奨される内容
    冷媒・圧縮機・基板・本体内部の漏水など、重度の内部異常です。専門業者による対応が必要になります。

エラーコードはどこに表示される?

エラーコードは、台所リモコンまたはふろ(浴室)リモコンの画面に表示されます。給湯やお湯はりの操作をしたタイミングで、数字やアルファベットが点滅・点灯することが多いです。

控えるときは、頭文字の英字や数字を見間違えないよう注意してください。相談する際にも、正確なコードが分かると原因の見当をつけやすくなります。

パナソニック エコキュート エラーコード一覧表

浴室の給湯リモコンを撮影した画像

お使いのコードを頭文字から探してください。

対処の目安は、「◎=まずリセットで様子を見てよい/△=設置環境や操作で解消することがある/✕=内部部品の不具合が考えられすぐ点検を、」の3段階で示しています。

※ 本表は2026年6月時点で確認できたエラーコードをまとめたものです。同じコードでも機種・製造時期によって意味が異なる場合があります。最新情報はパナソニック公式のエラーコード検索ページでもご確認いただけます。

U系(ユーザーが対応できる内容)

エラーコード意味(何の異常か)対処の目安備考
U22断水検知(お湯はり時に出てくるお湯の量が一定以下)◎〜✕【故障でないことも】断水・凍結でも出る。給水元栓「開」・凍結解除を。繰り返すなら点検
U51浴そう栓忘れ検知(栓が閉まらずお湯が溜まらない)【故障ではない代表例】まず浴そうの栓を確認
U53浴そう満水検知(お湯があふれる)△〜✕まず水位設定を確認。配管のエアかみ・水位センサーの点検も
U54初回残水検知(試運転時に浴そうに残水)【故障ではない】浴そうを空にし、ふろ試運転を
U55浴そう未排水検知(お湯をはったまま長期放置)【故障ではない】お湯を抜いて再度お湯はりを
U61湯切れ検知(タンクにお湯がない)【故障ではない】お湯が沸くまで待つ。使用量・沸き増しを確認

H系(販売店が対応できる内容)

エラーコード意味(何の異常か)対処の目安備考
H18暖房水漏れ異常(暖房水の減水を検知)暖房配管・床暖房パネルの水漏れ確認と補修
H20暖房循環ポンプ異常点検依頼を
H25ふろフロースイッチ異常配管洗浄・掃除/外装に磁石がないか確認・除去
H32給水サーミスター異常(断線または短絡)センサー系の点検を
H33ふろサーミスター異常センサー系の点検を
H34給湯サーミスター異常センサー系の点検を
H35高温異常(タンク上部の残湯サーミスターが高温を検出)残湯サーミスターの点検を
H52補水弁異常・補水異常給水元栓「開」確認・フィルター掃除・水漏れ確認
H54三方弁異常(弁の位置検出ができない)リード線・コネクタ抜けの確認、または三方弁の点検交換
H56ふろ混合弁異常点検依頼を
H60水位電極異常減水電極・膨張タンクの点検
H70通信異常(メイン基板と暖房基板の通信)H90とは別系統。基板の点検・交換
H76リモコン通信異常(16回通信しても通信できない)✕(再起動で戻ることも)リモコンケーブル・リモコンの点検。再発は点検を
H82時計電源異常(停電復帰後の時計データ不正規)【故障ではないことも】時刻・日付を設定し直す
H90貯湯ユニット〜ヒートポンプ間 通信異常3心ケーブル・基板の点検。K1シリーズは保安器の復帰ボタンを押す
H91温度過昇検知(保安器作動|37R1・37R2シリーズ)✕(保安器復帰で戻る)保安器の復帰ボタンを押して復帰
H92ヒートポンプ配管の誤配管検知(往き・戻りの逆接続)据付・配管系。配管接続の確認と修正
H93・H94循環水系統異常/貯湯〜HP間の循環異常✕(凍結時は自然解消も)凍結の解凍・給水元栓「開」・エア抜きなど。冬季の凍結でも出る
H95電源電圧異常検知(AC100Vを接続)【電源電圧・設置絡み・DIY厳禁】AC200Vか確認と接続の修正

F系(サービス会社が対応する内容・重度)

エラーコード意味(何の異常か)対処の目安備考
F11ピークカット異常(熱交出湯温度が上がらない)HP配管系路の点検(エア抜き・凍結・詰まり)
F12圧力スイッチ作動(冷媒圧力の異常上昇・配管誤接続など)✕(凍結時は自然解消も)冬季の凍結でも出る。給水配管の凍結解除など
F14圧縮機ロック(圧縮機モーターが回転しない)圧縮機・HPユニット対応
F15ファンロック異常(ファンモーターが回転しない)異物除去・ファンモーターの点検交換
F16入力電流異常検知(運転時の電流値が異常に高い)据付寸法確認・基板交換
F17漏水検知(本体内部からの水漏れを検知)✕ すぐ点検【漏水・要点検】消えても点検必須。水漏れの詳細は水漏れ記事へ
F19出湯温度異常(循環流量が確保できず出湯温度が異常上昇)✕(凍結時は自然解消も)冬季は配管凍結でも。解凍後に漏電しゃ断器の操作で表示解除
F24冷凍サイクル異常(冷媒漏れ・配管逆接続など)✕ すぐ点検【冷媒・重度】経年機では交換検討の目安にも
F36〜F45各サーミスターの断線・短絡・外れセンサー系の点検を。番号ごとの部位は機種で異なる
F46CT異常(CT断線または冷媒漏れ)冷媒漏れの可能性を含む点検
F47漏水センサー断線検知(センサー自体の断線)F17(漏水そのもの)とは別。センサーの点検交換
F67積層(沸き上げ)ポンプ異常ポンプの点検交換
F70位置検出センサー異常(圧縮機が回転しない)配線・圧縮機リード線・基板の点検
F94水位センサー断線検知水位センサーの点検交換

漏水を示すF17が出ている場合は、対処の流れが異なります。原因の切り分けや応急対応については、エコキュートの水漏れの原因と対処もあわせてご確認ください。

パナソニックのエコキュートでエラーは自分で直せる?

腕を組んで悩んでいる女性の画像

「このエラー、自分で消せるの?」と気になりますよね。

軽微なU系のエラーは、原因を解消したうえでリモコンのボタン操作や遮断器の入れ直しで表示が消えることがあります。

ただし機種によって操作が異なり、繰り返し出るときやH・F系は内部の故障のサインなので、無理に消そうとするのは避けてください

リモコンのボタンでリセットする手順

一般的な機種では、原因を解消したあとに台所または浴室リモコンのボタンで表示を消せることがあります。

  1. まずエラーの原因(浴そうの栓・凍結・断水など)を解消します。
  2. 台所または浴室リモコンの「決定」または「確定」ボタンを押します。ボタンは、台所リモコンのフタを開けた内側にあることが多いです。
  3. エラー表示が消えているかを確認します。

ただし、ボタン名や操作は機種・製造時期によって異なるため、お使いの品番の取扱説明書をご確認ください。

なお、凍結や断水が原因のU22などは、原因が解消するまでは表示を消す操作をしても改善しません。まず原因そのものを解決するのが先です。

漏電しゃ断器で表示を解除する手順

凍結や断水などの一時的な原因で出たコードは、原因を解消したあとに貯湯ユニットの漏電遮断器で表示を解除できることがあります。

  1. 貯湯ユニット(タンク本体)の前面カバー内、または側面にある漏電遮断器を「切」にします。
  2. 60秒以上そのまま待ちます。
  3. 「入」に戻すと表示が解除されます。

復旧しない場合は無理に繰り返さず、専門業者に点検を依頼してください。

リセットしても消えない・繰り返すときの意味

リセットしてもエラーが消えない、または一度消えてもすぐ再発する場合は、内部部品が劣化・故障しているサインです。

通信基板・ポンプ・弁・センサーなどの不具合は、リセットだけでは解消しません。

繰り返しリセットを続けると、かえって機器に負担をかけることがあります。何度も同じコードが出るなら、解除する前にコードを控えたうえで、点検を依頼するのが安全です。

お湯が出ない・ぬるいときの応急処置

お湯が出たシャワーを持っている人の様子

ここでは、すぐに確認できる応急処置を紹介します。

エラー表示が出ているときの確認

エラーが出ている場合は、先述のリセット手順を試したうえで、次の3点を確認してください。

  1. 断水していないか
    近所も断水していれば、エコキュートの故障ではありません。
  2. 止水栓・給水元栓が開いているか
    閉まっていると、お湯も水も出ません。
  3. タンクの残湯量
    使いすぎで湯切れになっている場合は、お湯が沸くのを待てば回復します。

これらに問題がなく、リセットでもエラーが消えないときは、内部の不具合が考えられます。

冬の凍結・断水が疑われるとき(U22など)

冬の朝など気温が下がった日にお湯や水が出ないときは、配管の凍結が原因のことがあります。

U22などが出ている場合も、先述のとおり凍結が背景なら気温の上昇とともに自然に解消することが多く、故障とは限りません。

急ぐ場合は、凍結した配管にタオルを巻き、ぬるま湯を少しずつかける方法もあります。熱湯を直接かけると配管が破損する恐れがあるため避けてください。給水・ふろ配管を保温材で覆っておくと、凍結の予防につながります。

詳しくは、エコキュートの凍結防止法は?の記事で解説しています。

故障ではないケースの確認

次のコードは、故障ではなく設定や使い方で解消することが多いです。

  • U51:浴そうの栓の閉め忘れが原因のことが多いです。まず栓を確認してください。
  • U61:湯切れの状態です。お湯が沸くまで待つか、沸き増し設定を見直します。
  • U54・U55試運転時の残水や、お湯をはったまま長期間放置したときの表示です。浴そうを空にして操作し直すと消えます。

これらを試しても繰り返し出る場合は、別の不具合の可能性があるため点検を検討してください。水漏れが疑われるときの応急対応は、エコキュートの水漏れの応急処置でご確認ください。

このエラー、自分で直せる?すぐ点検を呼ぶべき?判断の線引き

バインダーとペンを持った作業服姿の人の様子

H・F系の通信基板・ポンプ・弁・冷媒・電源電圧にかかわる作業は有資格者の対応領域で、ご自身で触れると感電や故障の悪化、メーカー保証が無効になる恐れがあります。

自分で対応してよい範囲

次の操作までは、ご自身で安全に行えます。

  • リモコンでのリセット(U系のコード)
  • 浴そうの栓の閉め忘れ、断水の確認
  • 冬季の凍結かどうかの切り分け
  • 止水栓・給水元栓の開閉確認
  • 機種により、漏電しゃ断器の入れ直し

これらを試しても改善しない場合は、無理をせず専門業者に依頼してください。

専門業者を読んだ方がよい領域

通信基板・ポンプ・各種の弁・冷媒系、貯湯ユニットやヒートポンプの内部の作業は、専門の資格と知識が必要な領域です。

冷媒や高圧、電気配線が絡むため、誤った扱いは感電や故障の悪化につながります。電気系統の作業は、電気工事士法により第二種電気工事士などの資格がないと行えません。

きゅっとでは、第二種電気工事士・排水装置主任技術者・液化石油ガス設備士などの有資格者が施工を担当しています。

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パナソニック エコキュートのエラーに関するよくある質問

Q. パナソニックのエコキュートのエラーは自分でリセットして消せますか?

パナソニックのエラーは、軽微なU系であれば原因を解消したうえでリモコンの「決定」または「確定」ボタンを押すと表示が消えることが多いです。ただし機種により操作が異なるため、取扱説明書をご確認ください。

Q. U22(断水検知)が出ました。凍結が原因でしょうか?自分で直せますか?

U22は断水を検知したときのお知らせで、冬場の凍結でも出ます。給水元栓が「開」になっているかを確認し、凍結が疑われるときは自然解凍や気温の上昇で解消することもあります。故障ではないことも多いですが、繰り返す場合は弁やセンサーの点検が必要になることがあります。

Q. U51(浴そうの栓忘れ)は故障ですか?

U51は故障ではありません。浴そうの栓が閉まっておらず、お湯が溜まらないときに出るお知らせです。まず浴そうの栓を確認してください。

Q. リセットしても同じエラーが繰り返し出ます。故障ですか?

リセットしても同じエラーが繰り返し出る場合は、内部部品の故障のサインです。通信基板・ポンプ・弁・センサーなどの不具合は、リセットだけでは解消しません。繰り返しリセットすると機器に負担がかかるため、コードを控えたうえで点検を依頼するのが安全です。

Q. エラーでお湯が出ません/ぬるいです。今すぐできる応急処置はありますか?

まず原因を確認してリセットを試し、断水していないか、止水栓・給水元栓が開いているか、湯切れ(U61)でないかを確認してください。冬場で凍結が疑われるときは、気温の上昇で自然に解消することもあります。それでも直らないときは内部の不具合が考えられます。

Q. F17(本体内部の水漏れ)やH90(通信異常)が出ました。放置しても大丈夫ですか?

F17は本体内部の漏水検知で、リセットで消えても点検が必要です。放置は避けてください。原因の見分け方はエコキュートの水漏れの記事をご覧ください。

Q. 何度も故障します。修理と交換どちらがよいですか?

何度も同じエラーコードを繰り返す場合、部品交換で直るケースもあれば、本体交換のほうが安心なケースもあります。エコキュートの一般的な寿命は10年前後とされ、それを超えると複数の不具合が重なりやすくなります。

まずは専門業者に相談したうえで、判断材料にするとよいでしょう。

まとめ|パナソニックのエラー表示で困ったときの対処法

パナソニックのエコキュートにエラーが出たときは、次の流れで落ち着いて対応しましょう。

  • まず現行パナソニックか三洋(サンヨー)機かを確認
    「三洋」「SANYO」の表記がある機種はサポートが終了しており、交換のご相談が現実的です。
  • 頭文字U・H・Fで対処する人を見分ける
    U系はお客様側、H系、F系は専門業者の対応領域です。
  • U系はまずリセットを試す
    機種により操作が異なるため取扱説明書を確認。H・F系や繰り返すときは内部故障のサインです。
  • 触ってよい範囲を守る
    リセットや確認まではご自身で、通信基板・ポンプ・弁・冷媒・電源電圧は有資格者の領域です。

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